CONCEPTダイコーの強み

包装のプロフェッショナル集団

株式会社ダイコーは、各種プラスチックフィルムの総合加工メーカーです。 包装のプロフェッショナル集団として、高度な技術と生産設備を駆使し、パッケージの末来と可能性を考えています。
企画やデザインから印刷、ラミネート、製袋、そして発送にいたるすべての工程を自社内で管理。全行程を社内で管理することで小ロット多品種や短納期、さらにはコストの削減など迅速かつ柔軟な対応を可能にしています。
次の項目でご紹介する衛生管理の強みもあわせて、おかげさまで「製造はダイコーで」とお客さまからご指名をいただくことも多くなりました。時代に先駆けて品質管理や衛生管理の徹底に取り組み、そのことを評価していただくことはとても光栄なことだと思います。

ますます高くなる衛生管理へのニーズにも先駆けて適応

食品や化粧品、薬品といった高いレベルの衛生管理が求められる製品に、多くのダイコー製品が利用されています。高いレベルの衛生管理が求められる製品だけに、異物や不純物の混入は大きなリスクです。
ダイコーはこうしたニーズの高まりに先駆けてクリーンルームを設置、設計段階から塵埃(じんあい)や虫などが入り込まない構造や特別製の空調システムを導入することによりISOが定める空気清浄度クラス7~8をクリアすることに成功しました。
ダイコーは軟包装衛生協議会の基準をクリアすることで認定を取得、塵埃(じんあい)管理能力に対する第三者的な評価によって大きな安心をご提供しております。

徹底した温度管理と湿度管理で印刷の表現力を最大限に発揮

商品パッケージの印刷技術はどんどん進化しており、高い表現力をもって印刷された商品パッケージで消費者の方々への訴求効果も高くなっています。しかし、こうした高い表現力を実現するためには徹底した温度と湿度の管理が必要です。
23~25度の気温と、50%の湿度という環境を年間を通じて維持する空調システムを導入、これにより季節の変化による影響を抑え、一年を通じて安定した印刷品質をご提供することができます。
こうした環境を実現するためにダイコーは工場の設計をはじめ、空気の交換量など細部にわたる環境の管理を実現しました。湿度管理には高い技術やノウハウが求められるため、この部分にもダイコーの強みが大いに発揮されています。

技術力と衛生力をささえるダイコーの職場づくり

調色技術や提案力などは、ダイコーをささえる「人の力」です。人の力をフルに発揮し、技術を多くの社員が共有できるよう、ダイコーはISOの教育訓練規格に準拠した研修システムを導入して技術の標準化、共有化を進めています。
さらに職場環境をより安全なものにするため、ダイコーこれまでにさまざまな取り組みを進めてきました。静電気の発生は材料のフィルムが帯電し、火災の原因になるなど製造業にとって大敵なので、静電気の発生を抑える湿度管理や導電性能のある安全靴の導入などによって静電気の問題を解決しています。
職場のクリーンルーム化は製品の性能上必要なものですが、それと同時に職場の空気環境が安全なものになるため、花粉症などに悩んでいるスタッフがダイコーの職場でその悩みを解消したというケースも実際にあります。